[講師]友金まゆみ


<プロフィール>
3才よりピアノ、5才より電子オルガン・音楽理論ソルフェージュ・即興演奏、10才よりパイプオルガンを学ぶ。小学校時代はハモンド 専属デモンストレーターとして全国各地で演奏する。洗足学園音大付属高校から米国バークリー音楽大学(演奏法・作曲専攻)を奨学金優待生として卒業。バークリー音楽大学にて講師、全米高校ジャズブラスバンドコンクールにて審査員を勤める。

アート・ブレイキー氏との出会い、共演で強いリズム・ビートを叩き込まれる。現在の力強い奏法はブレイキー氏から受け継いだものである。また、ハンク・ジョーンズ氏、マッコイ・タイナー氏からピアノ奏法について直接師事を受けた。アート・ブレイキーやジョー・ヘンダーソン(半年間バンドに所属)など伝説のJazz Player達と共演し続け、本物のJazzを学んできた。

帰国後は横浜や東京を主な演奏の拠点としコンサート・クラブでの演奏。Jazzの普及・教育活動にも熱心に取り組んでいる。2010年にクリスチャン・マクブライド、カール・アランとN.Y.でレコーディング。2010年・2011年の夏にカール・アランと横浜でコンサートを実現。

<アメリカでの主な活動>
N.Y.ジャズフェステイバルやブルーノート、バードランドなどの名門ジャズクラブに出演し「友金まゆみカルテット」で活躍。

主な共演者は、シミー・コブ、クリスチャン・マクブライド、ジェームス・ジーナス、スティーブ・ネルソン、デイヴィッド・エフェロス、トニー・リーダス、エセット・オコン・エセット、、リオン・パーカー、ウガーナ・オケグォ、ドゥエィン・バーノ、ビリー・ドラモンド、ジェフ”ティン”ワッツ、ジェシー・デイビス、ブルース・コックス、北川潔、中村健吾 etc.

日本とニューヨークのジャズの違いは何か?との問いに、本場のミュージシャンたちは『文化の違いだ』と答える。ジャズの本場アメリカで生まれた彼らは自然にジャズに触れ親しみながら育ち、自然にJazzを演奏する。 それなら ば、日本で『Jazz文化』を作り育んでゆけば良い。私はニューヨークで学んだ事を、 できるだけ多くの人に伝えたい。そして、本場ニューヨークに負けないような『Jazz文化』をつくりたい。

個人レッスン・グループレッスン・アンサンブル形式でジャズ・ポピュラーピアノを基本から楽しくレッスンしていきたいです。皆さん、それぞれペースは違うと思いますが大事なのは続ける事だと思います。

専門課目 ピアノ、ヴォーカル

担当講座

[講師]村尾陸男(呼吸発声)

1942年北京生れ。東京、高松、東京と移り住んだが、母親が代々の江戸っ子だったのと10歳から30歳まで新宿区市谷に住み、かなりの部分で東京人。慶応大学工学部化学科に進んだが、全然やる気なく中退して音楽の道に入る。20歳でバンドの仕事を始め、河辺公市とスウィングジャイアンツを皮切りにギターで二年ほど仕事をしてから、ピアノに転向した。24歳で渡米し一年弱研鑽し、帰国後は泉胤昭率いるクインテットに所属した。その後は主にソロや自分のトリオで赤坂、高輪のプリンスホテル、銀座、六本木のクラブなどで仕事をした。30代から本格的に英語の勉強をし始め、呼吸発声の研究をしながら、音楽書の著訳書を多く手がけた。ジャズ詩大全22巻、《ティ・フォー・トゥー物語》、《ピアノ・フィンガー・ウェイト・トレイニング》、W・C・ハンディ著《ブルース・アンソロジー》など。横浜のジャズスクールで呼吸発声を教え、劇団四季の英詩訳などを担当し、現在演奏活動と平行して、横浜-関内にてジャズクラブ・ファーラウトを経営している。その後2014年に現在の場所、日の出町に近い大岡川のそばに移転した。月一、ほぼ第2、または第3、日曜昼で、ウタウタゲという1曲歌詞の意味ほかの解説をはさんだ、ヴォウカル・セッションをやっている。

英詩解釈講座—–ジャズのスタンダード曲やポップスなどの英語の歌詞の意味を解釈し、歌うときの発音や表現の微細を実際的に勉強する講座。日本人に多く見られる欠点は解釈と発音の不備であり、それらの勉強をしながら、発音によって意味が変わったりする例などを通して、歌詞に対する実践的、実際的な取り組みから、唄を解釈し歌っていく練習をする。4曲ぐらいを1時間半かけて解釈、解説するクラス。

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